台風の名前を知り防災の意識を持とう

 台風委員会では台風に対しての防災意識を持ってもらうため台風に馴染みのある名前を付けています。
 台風は非常に危険な災害であり、勢力の強弱に関わらず警戒しなければいけません。
 これまでに台風の接近や上陸、通過によって様々な二次災害が起こってきました。日本は特に台風がよく接近する島国であるため、災害の経験も多い国です。
 そのため、気象庁などでは台風情報や予報、避難情報などが高い精度で準備されています。
 しかし、これらの情報を私たちが防災意識を持って活用しなければ、命を守ることはできません。
 気象庁では台風が発生する前の熱帯低気圧の発達段階から注意を呼びかけ、台風が発生すれば細かい情報を数時間おきに発信しています。
 また、台風が接近すれば、注意報や警報も出されるため、市区町村はハザードマップに基づき、避難準備や避難勧告、避難指示を出し、警戒レベルでの発令も行っています。
 これらをもとに安全に避難、行動して自分や家族の命を守らなければいけません。
 気象庁や政府オンラインでは、食料品や飲料水の備蓄や非常用バッグとその中身の準備、ハザードマップを確認の上、避難経路と避難場所を複数確保しておくなど、事前に備えておくことを推奨しています。
 台風が発生したら、最新の情報を注視し、窓や扉の補強、飛びやすいものの格納や固定なども行ってください。
 また避難準備が出た時点で、雨風が強くなる前に避難をしてもいいでしょう。空振りに終わるかもしれませんが、それを恐れず命を守るために行動しましょう。

 

 台風委員会では台風に対しての防災意識を持ってもらうため台風に馴染みのある名前をつけている
 台風が来る前に食料品や飲料水の備蓄や非常用バッグとその中身の準備、ハザードマップを確認し避難経路と避難場所を複数確保しておくなどをしておく
 台風が発生したら、最新の情報を注視し、窓や扉の補強、飛びやすいものの格納や固定などをしておく

 

(出典:政府広報オンライン「大雨や台風の気象情報に注意して早めに防災対策・避難行動を行いましょう」)

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