はじめに
令和5年度最終月3月となりました。
3月の中旬には理事会を開催し、令和5年度予算の補正と事業計画の補正を決議するとともに、令和6年度の予算と事業計画を作成し、これを承認する予定となっております。
新年度になれば第9期高齢者福祉計画が公表されます。これを受け、新規の施設の開設や既存施設の転換を検討する予定としております。
しかしながら、かつてない厳しい経済環境にあります。
国際社会におけるいくつもの紛争に影響を受けて調達コストが軒並み値上がりするばかりではなく、資材等の不足や改修等に伴う工事費の極端な上昇に対応できる事業計画とすることが困難になってきているものと思いこれまでになく慎重に検討するつもりです。
加えて打開の見通しも立たない極端な人手不足への対応についても、抜本的な対策が必要となっております。
これらを何とか乗り越えることを前提として、事業の継続性を確実に図るようにしなければなりません。
その為に新年度になれば先ずは、令和5年度の決算を詳細に分析し、今後の中長期的事業計画策定の基礎資料にして参ります。
以上、事業運営の一端を申し上げ、広報「なかよし」3月号発刊にあたってのご挨拶といたします。