はじめに
今月は、定時理事会と定時評議員会を開催いたします。
新型コロナウイルスの影響から、決算作業と外部監査が6月中に終えることができない3年間でしたが、今年は、いずれも6月中に終える予定でおります。
この定時評議員会において、定款変更を行うことを予定しております。その内容は、第2種社会福祉事業として新たに無料定額宿泊事業を加えること及び理事定数を現行の6名以上7名以内とあるものを6名以上9名以内と改める予定です。
決算については、まだ、確定前ではありますが、法人全体での事業収入は、前期に比べ若干の増収となっております。
新型コロナウイルスの影響が底をうって、反転上昇の兆候が出てきたものであり、本年度の業績改善に期待が出ております。
しかしながら、諸物価の上昇、特に電気料の上昇を吸収できるだけの収益性を確保できるかが、新年度における大きなハードルであると思っております。
高齢者福祉については、人手不足の影響を受けながらも現状維持で運営してまいりました。
障害者福祉については、4事業所いずれも通所であるため、利用者数の減少が続きましたが、前期後半から利用者の増加に転じており、見学・体験利用を積極的に受け入れて、事業規模の拡大を図っております。
児童福祉については、定員割れが生じた園については、減収となっております。
今年度も、感染対策を優先させながらも、それぞれの福祉事業の業態に応じながら、各拠点の事業の充実を最優先課題として取り組んでまいります。
以上、事業運営の一端を申し述べ、広報「なかよし」6月号発刊にあたってのご挨拶といたします。