ぴ・ぴ舎

2022年12月27日

 盛岡に来た。しかも夕方の早い時間だ。

 これまで、何回か行こうと思っていたこの人気店に16時に行ってみた。案の定、予約なしでもすんなり入れた。駅前のこの店内は、綺麗にしており、接客の態度も丁寧でゆとりがある。戦後、在日朝鮮人の方が盛岡市内で、冷麺を最初に出したと聞いている。それが名物になった。
 盛岡では、冷麺の自動販売機まである。
 わんこそば、ジャージャー麺、そして冷麺が盛岡の3大麺と言われており、こちらの店はとても繁盛しているようだ。
 そして、盛岡にとどまることなく、ラゾーナ川崎、仙台、三郷、東京ソラマチ、銀座さらには韓国に店を出しているようであり、なかなか勢いのある会社のようである。

 業容の進展に伴い、仙台、東京近郊、東京の中心銀座そしてふるさとの韓国に順次出展していくというゴールドラインを進んでいる典型的な例だ。

 ところで、コロナ前には、私どもの社内研修として盛岡にある施設を見学し、その帰りにあらかじめ予約してこの店で冷麺と焼肉を食べたこともあり、行った職員にとても喜んでもらうことができた。
 この盛岡冷麺は、ゆで卵、なし、チャーシュー、キュウリ、キムチがトッピングされ、白胡麻がふってある。辛さは、別辛と言って、辛味を全く入れていないものから、順に中辛、特辛、激辛とあり、そのネーミングにおそれをなして、中辛を頼んだら、辛味が足りないと感じた。麺は太くとても弾力がありコシが強い。スープは、出汁がよく効いて優しい味でとても美味しい。
 でも、食べる機会がほとんどない。特にコロナになってから。
 ところでこの冷麺と同じく温麺というのもある。

 冷麺に比べ、温麺は、寒い冬に食するのにとても良い。その辛さが体を芯から温めてくれるし、麺が冷麺に比べて柔らかい。

 こうなると、ユッケジャンとか辛味のさまざまなものがあり、チャミスルを飲みながら、焼肉を食べるそして最後は、チャプチェという若い時のパターンを思い出してしまうのだが、我が歳を思うとあまり無茶はできない。
 でも韓国料理もとてもうまい。

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