これから

 インバウンド需要が拡大し、2015年の約2倍にあたる4,000万人が2020年に来日するといわれており、人々の活動が増加するため大きなチャンスとなっている。これからは、グローバルサービスやユニバーサルサービスが重要となる。また、B2Cではグローバルブランドしか残らない可能性も出てくる。
*B2Cは、企業が個人消費者を対象にして行う電子商取引のことで、一般的なネット通販の他、ストリーミング配信形式によるコンテンツ販売、個人投資家を対象としたインターネットトレーディングサービスなどを含む。

 

 

社会課題の重要性

 

 国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)が広がっている。ブランドが社会問題や政治のスタンスを取り(ブランドアクティビズム)、社会課題をマーケティングにどう活かすかを考える必要がある。
*SDGs(エス・ディー・ジーズ)すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。

 

 

働き方/学び方の多様化

 

 働き方改革関連法案が2019年4月から施行され、少子高齢化や育児・介護の両立が必要となり、一億総活躍社会で定年も延長されていく。
これまでの副業ではなく、多様な業務を行う複業が求められるようになる。また、教育に対するニーズも多様化し、専門職大学院や専門職大学などの新しい制度も出てきている。

 

 

スポーツの重要性

 

 少子高齢化で可処分時間が拡大する中、健康や健康寿命に注目が集まる。また、スポーツ産業が拡大し、スポーツ観戦需要も拡大していく。E-Sportsは、誰でも平等に参加できることがベースに拡大することが予想される。IoTやAIが進み、より可処分所得が増える中、人間にしかできないスポーツなどの産業がこれから伸びていく。

 

 

AIや5G、IoTなどの技術革新

 

 IoTによって、これまで見えなかったことが可視化され、データとして蓄積・活用できるようになる。AIは、人間を単純な知的作業から解放し、人間にしかできない仕事の時間を増やしてくれると期待されている。

 

 AR/VRによって、距離や時間の壁をなくすことができるようになる。音声認識は、最もホットなトピックで、音声によるモノのコントロールやモニタリングができるようになってくる。5Gは、自動運転やIoTの普及のために必要なインフラとなり、5G普及のための動画プロモーションが今後活況となってくるという。
*VR(仮想現実:VirtualReality)AR(拡張現実:AugmentedReality)

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