ほぼ無限大のIPアドレス IPV6

  IPv4では、個々のホストを区別するためのIPアドレスを32ビットで表現していました。コンピュータ的な表現なら4G個、一般的な表記にすれば42億9496万7296個です。
実際には全てをホストに割り当てられるわけではないので、使えるアドレス数はもっと少なくなります。2001年の世界人口白書では、世界の人口は61億3400万人だそうなので、一人ひとつのIPアドレスを使えないことになります。
今後、携帯電話やTV、冷蔵庫などがIPネットワークでつながると考えると、一人ひとつどころか10個くらいはすぐに使いそうです。
対してIPv6では、IPアドレスを128ビットで表すことにしました。こうなると一般的な表記ではもはや追いつかず、約3.4×10の38乗個になります。1兆で10の12乗ですから、さらにその1兆倍の1兆倍よりも多いということです。前出の世界人口白書では2050年に世界人口が93億に達するとしていますが、このとき一人あたり約3.7×10の28乗個のIPアドレスを使える計算になります。これでも1兆の1兆倍より多いですから、事実上無限といっていいのではないでしょうか。
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