帰国の朝
2018年11月15日
今朝、8時25分のフライトだ。飛行場でチェックインし、出国審査が終わるまで60分は見なければいけない。そこで6時にホテルを出発しようと思った。
チェックアウトの手続きをしようとフロントに行ったら、お出かけはホテルの車かタクシーを使いますかと聞かれたので、タクシーをお願いしますと言った。フロント係は何やらスマホを操作して私の目の前に置いてこの車のナンバーのタクシーが2分後に来ますと言われた。スマホの画面を見ればその車がどこにいてどういうルートを通ってこのホテルの前に来るかのルートが示されていて到着まで1分と表示されている。
それに余裕を見て1分を加え「あと2分で着きます」と言ったのだろうけれどもその手軽さにびっくりした。
予定通り北京首都空港に到着し、空港カウンターでチェックインをし、出国手続きを行った。
出国ラウンジに行く時に搭乗券をバーコードリーダーにかざしてゲートを開け出国管理官の前に出た。
パスポートにスタンプを押してもらって手荷物検査に行く前にまた搭乗券をバーコードリーダーの下に置き今度は顔写真をうつされたうえ手荷物検査を通過した。
順調に飛行が続き機中からは富士山が見えた。
しばらくすると三浦半島なのか、たくさんの風力発電用の風車並んでいた。
羽田に着いてボーディングブリッジを降りたところに係員が立っていて私の名前を呼んでいた。びっくりした理由を聞いてみた。
係員が言うには「お客様の手荷物をお預かりしたようなんですがそれをこの飛行機に積んだと言う情報がないので荷物受け取り場で最後まで待っていていただいて出て来なかったらその旨をお知らせください」と言われた。
困ったなぁ、それで今日のスケジュールは大きく狂うなと思ってバッケージクレイムのところに立っていたらまもなく係官も私の隣にきた。
荷物が出てくるのかどうかを見ていたら最初の方に私のえんじ色のキャリーバッグが出てきたので、事なきを得た。
ああよかった。今回の北京旅行は出入国のIT化に驚き、キャッシュレス化と電気自動車の普及に目を見張り、両替機のトラブルがあり、最後に預けた手荷物が来ないかもとヒヤリとした。でもとても楽しく思い出深い旅行だった。