八戸南朝礼
2018年10月29日
みなさん、おはようございます。
皆さんのお力によって、ここテック庭園がとても綺麗に整備出来てきて、アメリカから買った小屋も全部設置することができ、本当にありがとうございます。
これから秋が深まって、冬が来て、春を迎えると、もっと緑が豊かになって良い庭園になっていくと思いますし、この地区の人たちもどういうふうにできていくのかということで、随分興味を持っていただいております。
さて、これからの新しい就労項目として、みなさんに初めてお話をするのですが、テックの建物で、八戸市の事業のうちで、要介護になっていない元気な高齢者の方を要介護にならないように予防する事業というのがありまして、これを私どもで来年の4月から八戸市の委託を受けてやることになっております。
この建物の維持管理、清掃等もみなさんの新しいお仕事としてお願いすることになりますので、そのときはどうぞよろしくお願いします。
ところで、去年、厚生労働省でA型事業の見直しというのがありました。これを受け、社会福祉法人信和会でやっている就労継続支援事業所4カ所、東京と仙台と盛岡と八戸にありますが、それぞれの役所でA型事業の見直しということで検査に来ました。
A型事業の見直しは、みなさんの生産活動が、みなさんにお払いする給与以上になっているか、ということを検査しにきたのです。
みなさんの生産活動が、みなさんにお払いしている工賃を上回らなければいけないということを厚生労働省はいっておりますけども、それは目標としてみなさんも頭の中に入れておいていただいて、そのようなことが達成できるような、様々な方法を八戸南の施設長以下のスタッフがお手伝いを申し上げて、実現できるという方向に徐々に進むようにしていければいいと思っております。
いまのところ役所は、いま現在上回っているかどうかといっておりますが、それは様々な事業所がたくさん出てきて、社会保障費をこれ以上増やしたくないという国の姿勢で一旦厳しい方向にゆれているわけです。
自立支援法ができたときも厳しい方向に揺れて、少し戻ってきたと同じように、厳しい状況だけではないと思いますので、みなさんも、私ども事業を行っているものも、しっかりとぶれないでやっていきたいと思っております。
しかしながら、生産性の向上というのを全く無視するのはできないので、少しずつでも生産性の向上、仕事の充実を、仕事の内容を高めるようにしていただきたいと思っております。
これからは、もう今週中に10月が終わりまして、11月3日は文化祭を予定しております。
ここの八戸南も施設見学会ということで行うことになっております。
みなさんもどうぞそれにご協力をくださるようお願い致します。